履く人に寄り添う _Vol.3 涼しく、蒸れない

紙糸を使った機能素材WA.CLOTH®が、新しくデニム素材の開発をした。見た目はあくまで普通のデニムパンツ。しかし、そこにはWA.CLOTH®素材が持つ様々な機能性が詰め込まれている。穿く人のライフスタイルに寄り添って、日常を豊かにしてくれる1本。優しさを持ったデニムパンツを、仕事もライフスタイルも異なる3人が実際に穿いてみた。


田中優_帽子店代表取締役

埼玉県の春日部市で暮らす田中さんは、明治時代から続く帽子店の六代目社長。春日部市公認の特産物として、古くから親しまれている麦わら帽子の製造を主にして、今では全国に幅広く展開している。「もともとこの辺りは、麦わら帽子の原料となる麦が豊富に取れていたこともあって、帽子作りが盛んな地域だったんです。今ではもう数が減っていますけど。うちは古くからずっと使い続けているミシンや手法を大切にして、この工房で一から製作しています」。

田中さん自身も社長業のほか、自らお店に立ったり、実際に工房で帽子作りにも勤しむなど、多忙な日々を送っているそう。「夏場の工房は熱もこもるし、ずっと座りっぱなしで手元に集中しているので気づいたら足が蒸れていることがしょっちゅう。でも、このデニムパンツはそれがなくて、長時間穿いていても蒸れが少ないので涼しく、快適に過ごせるのに驚きました。普段からデニムパンツは好きでよく穿いているのですが、いい意味でデニムっぽい表情が残っているのも僕は好きですね」。

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